第79回 全日本ペン書道展に行ってきました

第79回 全日本ペン書道展に行ってきました。日ペンの美子ちゃんでおなじみの日本ペン習字研究会が主催する展覧会です。今年から会場が変更。蒲田にある大田区産業プラザPiO 1階大展示ホールになりました。昨年の記事はこちらです。

OLYMPUS DIGITAL第79回 全日本ペン書道展

今年も、競書誌「ペンの光」で惚れ惚れするような作品を拝見している師範や先生方の作品を間近で堪能することができました。(´ω`)

今年は以下の講習会を聴講しました。

  • 「ペンの光」規定部~上達のヒント~(講師:石井珠翠先生)

講義内容は以下のようなものでした。

  1. 筆記具と持ち方について
  2. 書く前の準備
  3. 丁寧に書く上でのポイント
  4. 書き終わった後のチェック
  5. 平仮名を書く上でのポイント
  6. 漢字を書く上でのポイント
  7. 作品の悪い例

講義内容を全部書くのは大変なので、私が参考になった点についてだけ書いていきます。

1. 筆記具と持ち方について

  • ボールペンの試し書きの方法を教えていただきました。ボテはハネの所で出やすいので、「子」や「心」という字を書いてみるとよいとのこと。
  • 石井先生は、つけペンのインクは極黒を愛用されているようです。極黒のインク壜にはリザーバー機構があり、インクが残り少なくなってもペン先にインクをつけやすいとのことでした。

2. 書く前の準備

  • 当たり前のようなことですが、作品全体を練習する前に、まず、苦手な部首や文字を徹底的に練習しましょうとのことでした。
  • 中心線や補助線を引いた下敷きを使う。下敷きに引いた中心線と補助線をお手本にも引いて、左隣に並べる。お手本に引く補助線は、お手本がよく見えるように薄く。規定部用の下敷きの作り方は以下の通り。
    • 中心線を引く。
    • 中心線の両脇に5mmの間隔をあけて補助線を引く。
    • 枠を八等分する横線を引く。

    横線を引き過ぎると、横線が気になって、伸び伸びとした字が書けなくなるとのことです。私が自作した下敷きは、横線を大量に引きまくってます。(^-^;)アカン

  • 3. 丁寧に書く上でのポイント

    • 字間は、言葉の切れ目も意識しましょう。言葉の途中で字間が空きすぎるのは×とのことでした。

    4. 書き終わった後のチェック

    • 競書用紙を持った手をいっぱいに伸ばしてチェックする。書いている最中は全体が見えていないことがあるので、離して見てみると全体が見え、おかしな所がよくわかるとのことでした。

    5. 平仮名を書く上でのポイント

    • 小さな点は、長方形ではなく、スッと入ってグッとトメる(つまり、起筆が尖る)。
    • 「た」の第四画は、第三画よりも内側に書く。「た」の元になった漢字「太」の点なので。
    • 「に」の第三画は、第二画よりも右に長くする。「に」の元になった漢字「仁」の「二」の部分なので。
    • 「ゆ」の最終画は、下に伸ばしすぎない。「ゆ」の元になった漢字「由」の真ん中の縦画なので。
    • 「や」の一画目の丸めは、トンボの羽根のように細く丸める。

    6. 漢字を書く上でのポイント

    • 偏は右上がりに、旁は右上がりを控える。ただし、旁を完全に水平に書いてしまうと、右下がりに見えてしまうので、微妙に右上がりに。

    7. 作品の悪い例

    • 悪い例を11パターンほど示していただきました。気になったのは、ハライの切れ味が悪いパターン。ハライの先端が尖らず、太いままで終わってしまっているのは×。

    以上です。(^-^;)ツカレマシタ

    会場内の売店では、小川江南先生の著作「紙を知り 紙を使う」を購入しました。

    小川江南先生の著作

    あと、会場には、三上秋果先生の銅像がありました!(´ω`)

    三上秋果先生の銅像

    三上秋果先生の銅像

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