パイロットのデスクペン DPP-100

昨日は、「万年筆の日」でした。昨年の「万年筆の日」には、プラチナ万年筆のデスクペン DP-1000AN の記事を書きました。こちらの記事です。今年は、パイロットのデスクペン DPP-100 を紹介します。今、利用頻度が一番高い万年筆です。

パイロットのデスクペン DPP-100

照明も使わず、蛍光灯下で撮影したので、真っ暗やん・・・。(^_^;) 今度、撮り直します。

DPP-100 の商品名は、「デスクペン ペンジ」。その名が示す通り、ペン習字のために開発された万年筆だと思われます。真偽は定かではありませんが、噂によると、狩田巻山先生が開発に関わっていたという話です。パイロットが運営しているペン習字通信講座に入会すると、このデスクペンがもらえます。違うデスクペンが届いたという人もいるようですが・・・。(^-^;) 私もパイロットのペン習字講座に入会した時のおまけとして、この万年筆を入手しました。おまけとしてもらえるのは字幅EFです。

このペンを初めて使った時の感想は、ガリガリと書き心地が悪く、見た目もチープ。なので、「ナニコレ!こんな万年筆が使えるか!パイロットのアホ!」と思いながら、万年筆墓場の中にポイッと捨ててしまいました。

その後、ペン習字に最適な万年筆探しの旅が始まり、プラチナ万年筆のデスクペン DP-1000AN 極細に辿り着きました。ペン習字が段々上達して、筆圧が下がり適度なものになってくると、おまけでもらった DPP-100 EF も悪くないなと思い始めました。でも、首軸が細すぎるのと、チープな見た目で、DP-1000AN 極細の牙城を崩すには至りませんでした。

日ペンの三上秋果先生は、ペンをふんわりと軽く握っていたという話をある先生から以前お聞きしました。つい力んでしまう癖をなくすため、毛筆用のフェルトの下敷きを使い、薄いトモエリバーを練習用紙として使うようになると、さらに筆圧は下がり、首軸を握る力もふんわりと弱くなりました。首軸を握る力が弱くなると、首軸の細さが気にならなくなり、DPP-100 を違和感なく使えるようになりました。DPP-100の重量は非常に軽く、ペンポイントと紙の抵抗も適度でなめらか過ぎない。それまで愛用してきた DP-1000AN よりも、ペン先のコントロールがしやすいと思うようになりました。

パイロットのデスクペン DPP-100

というわけで、かつては万年筆墓場で放置されていた DPP-100 が、今では、ペン習字用万年筆の筆頭になっています。筆記具の好みというのは、変わっていくものですね~。(´ω`)

ちなみに、狩田巻山先生に師事された津田静鳳先生(書写検定の審査員をされている)も、DPP-100 の愛用者です。より高価なデスクペン DPN-200 や廃番モデルの DPP-500 よりも DPP-100 の方が使いやすいとおっしゃっていました。また、パイロットのペン習字講座の講師である本庄加津子先生も級位認定課題の模範手本を書く時は、DPP-100 を使っているとのことでした。

みなさんの万年筆墓場で放置されている万年筆たち、今は手に合わないと思ってるけど、筆記具を扱う技量や好みが変わって、最高の相棒になる日がくるかもしれませんよ。(´ω`)

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