桑の瘤に拭き漆を施してもらいました

スティロアート軽井沢に注文していた万年筆が出来上がりました。B.O.(ビーオー)というモデルです。素材は桑の瘤に拭き漆を施してもらいました。

B.O.(ビーオー)は、キャップを閉めた時にキャップと胴軸の段差ができないモデルです。中屋のライターやシガーと同じですね。ただし、B.O.は天冠と尾栓が丸くなく、スパッと切り落とされています。まさに木の棒です。製品名称もそこから来ているそうな。(^_^; キャップと胴軸の長さの比率は白銀比(1:1.414)にしてもらいました。

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桑の瘤は、あまり万年筆の軸に使われないので、知名度は低いかもしれません。でも、桑の瘤の透き通った奥行きがある杢は、万年筆の軸によく使われるブライヤーや花梨の瘤を凌駕する美しさです。私は、超希少素材の黒柿の孔雀杢よりも桑の瘤の方が好きなくらいです。

BO02

首軸は、カスタム743や742のものが装着できるようになっています。とりあえず、カスタム743EFの首軸を装着しました。

BO03

スティロアート軽井沢の万年筆アサマと比較すると、キャップと胴軸の段差をなくすために胴軸が一回り太くなるので、重量がかさみます。胴軸が短めの軽いアサマに慣れてしまったので、この重量はちょっと気になりました。

重量があると、筆圧をかけずにペンの重さだけでインクが出るので楽という面があります。筆圧を必要とするボールペンの場合はまさにそうなのですが、そもそも筆圧をほとんどかける必要がない万年筆の場合、これは当てはまりません。基本的に、ペンを持ち上げたり、ペンをコントロールするための動作は、重力に逆らって行うことになるので、重量が軽い方がコントールしやすいし、楽なのです。ペンのシビアなコントロールが要求されるペン習字をやるようになってからは、軽いものの方が断然使いやすいと感じるようになりました。

ペン習字用のメインの万年筆ではなく、朱色のインクで自己添削する時などに使っていこうと思います。

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