現在、丸善日本橋店で「世界の万年筆展」が開催されています。この展示会限定の万年筆として、パイロットからカスタム845青漆が発売されました。でも、この万年筆は予約完売状態で、展示会に行っても実物を見ることはできません。(^_^; 幸いにも私は予約して入手することができたので、ご覧ください。
趣味の文具箱 vol.28 に掲載された画像では、緑がかった青に見えましたが、実物は緑がかっていませんでした。パイロット製の青漆の万年筆といっしょに並べてみました。
右から以下のようなラインナップです。
- カスタム845青漆
- キャップレス漆「藍」
- デラックス漆(現行品のブルー)
- 平蒔絵シリーズ(旧モデルの鶴)
- デラックス漆(旧モデルのブルー)
- ウイリアム・モリス コレクション(奥にある万年筆です)
ウイリアム・モリスは漆ではなく、ラッカーです。この中では、845青漆が一番好きだな~。今回の845青漆は非常に好評だったようなので、845の色違いのレギュラー商品化をパイロットも本気で考えてくれるような気がします。以下は、アサヒヤ紙文具店の845朱漆といっしょに並べてみたものです。
天冠、尻軸、キャップの口の部分のパーツが漆塗りされていないのですが、この部分も漆塗りして欲しいですね。ただし、そのために価格が跳ね上がるのはイヤなので、漆塗り用に金リングやクリップ等がない新モデルを考えてもらった方がいいなぁ。今日、国光会の蒔絵師 千田正樹さん(95周年限定の「昇り龍」を制作された方です)とお話する機会があったので、そのことを伝えました。
追記
カスタム845青漆は、50本追加生産されました。2ndロットに関する記事は、こちらです。