桜井紀子先生によるペン習字講座

現在、日本橋三越本店で「世界の万年筆祭」が開催されています。万年筆祭の毎年恒例のイベント「桜井紀子先生によるペン習字講座」に参加してきました。桜井紀子先生は、パイロットのペン習字通信講座でA系統の先生をやられている方です。

開始時間になっても受講者が私一人しか集まらなくて、桜井先生から「今日はマンツーマンでやりましょう!」ということで講座が始まりました。(^_^; でも、始まるとすぐに二人ほど参加されましたが。講座の内容は、前半が自分の名前を添削、後半が縦書きの漢字仮名交じり文の練習でした。

自分の名前の添削については、指摘すべき所がないとのことでした。(^_^; ただし、手首の角度がまずいので、右ハライや右方向への線が書きにくくなっていると指摘されました。以前にも手首の角度については指摘されたことがあり、矯正したつもりになっていたのですが、いつもと違うテーブルだったせいか、昔の癖が出てしまいました。右ハライを書くコツもいっしょに教えていただきました。以下の2点です。

  • ペン全体を右に移動させるのではなくて、尻軸を支点にペン先を親指でグイと右に押し出す感じではらう。
  • フォロースルー(ハラった時のペン先が紙から浮いてからの移動距離)が、右ハライの長さと同じぐらいになるように勢いよくはらう。

他の受講生の方が指摘されていたのですが、始筆をクイっと曲げるのはクドくなるのでやめましょうとのことでした。ペン先を左斜め上45度からトンと置いて、始筆が自然な形でトンガる状態がいい。これは書写検定の講習会でも教わりました。

後半戦もキレイに書けているということで添削なしでした。(^_^; しかたないので、パイロットのペン習字講座の課題を書いて、見ていただきました。これについても指摘なしでした。(^_^;

あと、硬筆書写検定の試験で手が震えてしまってどうしようもないのですが…と相談しました。相談してみたものの「慣れるしかない」という回答だろうなぁと思っていたのですが、なんと、震えは止められるとのこと!震えを止める方法は以下の2点です。

  • 左手で右腕(手首のちょっと上)を押さえる。
  • ペン先を少し強く握る。

う~ん。これだけで本当に震えが止まるのかな~。ちょっと懐疑的です。でも、なかなか試す機会がないんですよね。パイロットの通信講座の清書は手が震えなくなってしまったので。(^_^;

今回は桜井先生といろいろとお話もできて楽しかったです。やっぱり、対面で指導してもらうのはいいですね~。

画像がないのは寂しいので、万年筆祭の隣で開催されていた鹿児島展で食べたラーメンの写真です。「こむらさき」というお店の「黒豚チャーシュー入りラーメン」です。

こむらさきの黒豚チャーシュー入りラーメン

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