万年筆の洗浄

万年筆のインク吸入機構は、カートリッジとコンバーターの両用式が好きです。なんといっても洗浄が楽だからです。

インクの吸入機構がボディに内臓されたタイプの万年筆、特に回転ピストン吸入式の万年筆は、ピストンをチマチマと上下させて洗浄するのが面倒で、だんだん、インクを入れなくなってしまいました。吸入機構が内臓されたものでも、カスタム823のプランジャー式はピストンの上下が楽にできて洗浄しやすいので、よく使います。

両用式の万年筆の洗浄は、以下のような洗浄器具を自作してやっています。

万年筆の洗浄

シリンジの先端に空のインクカートリッジを取り付けたものです。インクカートリッジの端をカッターで切って、シリンジの先を差し込んだだけのものなので、簡単に作成できます。ただし、切りすぎるとブカブカになってしまうので、シリンジの先端が入りそうもないくらいちょっとだけ切って、シリンジの先端をねじ込みます。これを万年筆に差し込んで、水を溜めた洗面器の中でシリンジをシュポシュポすると、あっという間にキレイになります。空のインクカートリッジにピペットのゴムを取り付けたものを使っていた時期もあったのですが、ゴムの復元力で水を吸い込むのを待つのがイヤで、シリンジでやるようになりました。

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