第37回硬筆書写東京夏期大講習会(1日目)

この猛暑の中、今年も行ってきました。書写技能検定協会が主催する東京夏期大講習会です。場所は、文京学院大学女子高校です。

書写検定夏期大講習会

今回は1級クラスを受講しました。人数は15人ぐらいだったと思います。男性は3名でした。

以下が、今日の時間割です。

1時限目 漢字臨書
2時限目 仮名臨書
3時限目 模擬試験

1時限目 漢字臨書

講師は吉岡緑先生。お手本は王羲之の興福寺断碑。普通は、王羲之の行書ならば、蘭亭序か集王聖教序ですが、今回は興福寺断碑でした。

興福寺断碑の説明後、臨書の添削です。

夏の大講習会では毎年、古典の臨書をやるのですが、私としては試験対策の講義だけにして欲しいな~。
古典の臨書は自分でやるので、書写検定の審査委員である講師の先生方には、検定に合格するためのポイントをもっと伺いたい。

昼食

食堂でいただきました。

書写検定夏期大講習会

今年も廊下に実技試験の模範解答が掲示されていました。硬筆1級は堀津香仙先生、硬筆準1級は中山祐子先生、2級は津田静鳳先生が書いたものです。どれも素晴らしかった。明日、ブログに掲載してもOKか聞いてこよう。

2時限目 仮名臨書

講師は、日ペンでおなじみの田中鳴舟先生。お手本は、高野切れ第三種。高野切の説明後、臨書の添削です。

古筆の臨書って難しい。つい書き慣れた字形になってしまうので、そうならないようにお手本を正確に模倣するのは非常に神経を使いますね~。疲れました。(^_^;)

ちなみに、田中先生は、パイロットの安い油性ボールペン(リフィルが60円ぐらいの)を使っていました。弘法、筆を選ばず?

3時限目 模擬試験

模擬試験といっても、過去問です。今回は平成25年度2回目の試験問題でした。

第一問 速書き、第六問 掲示文、第五問 自由作品、第四問 横書きは、いい感じで書けたと思います。第三問 縦書きは、うっかり、行末が揃わない行が出てしまいました・・・。連綿もあまり使えませんでした。

残り20分のところで、試験官が時間を間違えていて、あと5分!となりました。(;゚Д゚)) そのおかげで、最後に残していた第二問 楷行草の三体は書き殴り状態になってしまいました・・・。(´Д`) 以前にも本試験で時間を間違えられたことがありましたが、検定協会の職員、もっとしっかりして欲しい。

一日目からヘトヘトになってしまいました。帰宅後、アイスを食べて、バタンキュー。2時間ほど眠ってしまいました。

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