硬筆書写検定準1級の実技問題は6問あります。使える筆記具は以下のような指定があります。
第1問 速書き ボールペン 第2問 楷行草三体 つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン 第3問 漢字仮名交じり文(縦書き) つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン 第4問 漢字仮名交じり文(横書き) つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン 第5問 自由作品 つけペン、万年筆、ボールペン、サインペン 第6問 掲示文 油性マーカー
私が使っている筆記具を紹介します。
1. ボールペン
「第1問 速書き」のボールペンには、「パイロット ドクターグリップ」を使っています。
リフィルは、現行のアクロインキのF(BRFN-10F-B)。グリップのラバーは、廃番のレギュラータイプです。現行品は、何でソフトタイプのグリップだけになってしまったんでしょうね。ソフトタイプのグリップは柔らかすぎて、速書きしにくい気がします。オレンジと緑のマスキングテープを巻いています。
以下のボールペンを使っていた時期もありましたが、重すぎて速書きには向きませんでした。
- TIMELINE FUTURE
- TIMELINE PRESENT
- スタンザ セラミックス
ボールペンの自重を活かして、ゆったりと文字を書く時はとても気持ちがいいのですが。
2. 万年筆
第2問~第4問は、前回の記事で紹介した「プラチナ デスクペン DP-1000AN 極細」を使っています。「第5問 自由作品」では、少し大きめの字を書くので、極細ではなく細字を使っています。インクは、「セーラー万年筆 極黒」です。
極細3本、細字3本を用意し、お尻にマスキングテープを巻いて区別が付くようにしています。
極細が好きな人にとって、「プラチナ デスクペン DP-1000AN 極細」は、高級万年筆キラーですね。このデスクペンの書きやすさに惚れ込んで、他の万年筆のインクを全部抜いてしまっていた時期がありました。
3. 油性マーカー
「第6問 掲示文」の油性マーカーには、「パイロット 油性マーカー 中字」を使っています。
インクの匂いが臭くて、長時間使用していると気持ち悪くなるかもしれません。(^_^;
以前、硬筆書写検定の講習会で、コピックのスーパーブラシを使ってもよいことになったと先生から伺いました。でも、コピックのスーパーブラシは筆ペンと同じようなペン先なので、私には使いこなせないとあきらめ、普通の油性マーカーを使っています。
4. 定規、ペンシル、消しゴム
「第6問 掲示文」では、文字の配置決めの線を鉛筆で引くことが許されているので、定規、シャープペンシル、消しゴムを使います。
定規は、「無印良品 30cm定規」を使っています。
シャープペンシルは、「パイロット ドクターグリップ 15周年記念限定品」を使っています。芯は「三菱鉛筆 uni ナノダイヤ 0.5mm 4B」です。硬く薄い芯だと、高筆圧になりやすく、紙を傷つけて後が残ってしまいます。消しゴムで消すことが前提なので、軟らかく濃い芯を採用しました。
三菱鉛筆のクルトガを使っていた時期もありました。芯が4Bだと芯の減り具合が早すぎて、芯が回転する速度と減り具合が同期しないので、クルトガを使う意味なしと使うのをやめました。
消しゴムは、「パイロット フォームイレイサー」です。
最近の消しゴムをウォッチしていないので、もっと高性能なものが出ていると思いますが、この消しゴムも十分に使いやすく満足しています。
5. ペンケース
これらの筆記具を入れてるのは、綾小路のガマ口ペンケースと月光荘のヌメ革ペンケースです。デスクペンは全長が長いので、ペンケースに困るのですが、このヌメ革ペンケースには余裕で入ります。
月光荘のヌメ革ペンケースは5年程使ってきたものがあるのですが、一からエイジングを楽しみたくなり、最近、買い直しました。