毎年恒例の「したためる展 in 谷中」に行ってきました。スティロアート軽井沢が主催する木製文具の展示会です。今回は「漆祭り」と題して、漆工の根岸修さんと漆芸作家の野村昌子さんの作品(漆器や漆絵など)も展示されています。
今年のしたためる展の日程は、フェンテ交流会と重なっていました。私は、銀座にある北欧雑貨のお店「北欧の匠」で開催されていたフェンテ交流会にまず参加し、30分程度で早々に引き上げ、谷中に向かいました。
今回のしたためる展の目玉商品の一つは、木地溜呂色仕上げの万年筆です。実は、この万年筆、私が発案したものなんです。(^_^;) こちらの記事で紹介しました。この商品はイケる!と判断したスティロアート軽井沢のオーナー数野さんが量産に踏み切りました。今回は6本制作されました。私の目の前で、2本売れていきましたよ。\(^o^)/
もう一つの目玉商品は、拭き漆の万年筆です。拭き漆により際立ったタモの木目が綺麗ですね。猫バスの模様みたいだとか、海老の尻尾みたいだというお客さんもいましたが。(^_^;)
あとは、野村さんの作品です。今回は4本制作されました。1本は早々に売れてしまったので、写真がありません。(^_^;) 昨年の作品は、書写検定準一級の合格記念ということで私も購入しました。その万年筆はこちらの記事で紹介しています。
こんなに美しい木軸の万年筆たちも展示されていました。
「したためる展」に行くと、時間が経つのを忘れてしまって、いつも長居してしまいます。会場を後にしたのは18時近くになっていました。(^_^;)
「したためる展」は11月3日まで開催しています。ぜひ、木地溜呂色仕上げを見に来てください。(^_^)