夏の大講習会、二日目です。
1時限目:講義「中国書道史」
大ホールに参加者全員集まっての講義です。中国書道史について、殷の時代から中華民国に至るまでの大きな流れの説明と代表的な作品の紹介でした。途中、睡魔に襲われそうになりましたが、なんとか乗り切りました。(^_^;
昼食
本日も食堂でいただきました。
昼休み
書写関連グッズを販売しているところで書籍をチェックしていたら、鷹見芝香先生の「硬筆書写練習帳 下」を二冊見つけました!古い物なので少し破れているところがあったりするので、なんと一冊150円でした。なので、二冊とも購入しちゃいましたよ。(^_^;
昨日実施した模擬試験の結果が返ってきました。結果はA~Dの四段階評価で「C:努力が必要です」でした・・・。(;∀;)
2時限目:漢字仮名交じり文
先生が作ったお手本(楷書と行書)を臨書しました。お手本に使われた文章は、「響きあう俳句と書 金子兜太監修」に記載されている俳句の解説文。講義はそこそこに添削中心の時間でした。
でも、添削がなんだか甘すぎる気がしました・・・。2周目の添削では、自分で見ても突っ込みどころ満載なのに、「これだけ書ければ合格です。もう指摘するところがないです!」とのことでした。そんな、アホな~。(^_^;
ペンの正しい持ち方ができていない人が多いらしく、ペンの持ち方の説明がありました。人差し指と親指の間の水掻き部分にペン軸をのせるのはだめ、ペン軸が人差し指の第二関節と根元の関節の間(根元の関節上でもOK)にくるように持ちましょうとのことでした。以前、私もペンの持ち方を矯正したことがあります。当時、ペン軸の位置は正しかったのですが、手首を捻って書いてたんです。
先生が使っていた筆記具は、パイロットのデスクペンペンジ(DPP-100)。昨日の2時限目の先生もデスクペンペンジでしたね。添削の時に、使っている筆記具を聞かれたので、プラチナのデスクペンと答えると、「プラチナのデスクペンはペン先が柔らかくていいですよねぇ」とのこと。
3時限目:検定合格対策
検定合格対策ということで、「草書の覚え方」がテーマ。頻出する草書の偏や旁をまず覚えて、それを組み合わせましょうという定跡通りのお話でした。先生がピックアップした偏や旁の練習と智永の真草千字文の臨書をしました。「真草千字文」は楷書と草書が並べて書いてある草書の勉強に打って付けの古典です。ちなみに「智永」は王羲之の子孫です。
先生が使っていた筆記具は、パイロットのデスクペン(DPN-200)でした。今のところ、パイロット製品ばかりですね。