日本橋三越本店で開催されている「第17回 世界の万年筆祭」のイベント「桜井紀子先生によるペン習字講座」に参加してきました。桜井先生はパイロットのペン習字通信講座でA系統の先生をやられている方です。昨年参加した時の記事は、こちらです。
今回の講座のテーマは、名前を楷書できちんと書くことです。
基本点画の簡単な説明と左ハライの角度について詳しく説明していただきました。その後は、受講生が書いた自分の名前の添削です(サインペンで大きく書いた名前がホワイトボードに貼り出された状態になってる)。桜井先生は、各受講生に「自分の名前のどこが上手く書けないと思っている?」という質問していき、受講生の答えに応じて、その書き方を説明していきました。
講義中、気になったポイントは以下の通り。
- 長い横画はまっすぐに書かないで、ちょっと上に膨らませ、かつ、ちょっと右斜め上に書く。
- 横画と縦画が交差する時は、横画の左側がちょっと長くなるようにする。
- 「こざとへん」と「おおざと」の書き方
- 三つの線が集まる点がある場合、一画をちょっとズラしたり、離したりして、三つの線が一点に集中しないようにする。
あっという間の一時間でした。桜井先生の二冊の著作「なぞって歌える思い出の唄」と「なぞって楽しむ思い出の唄」を持ってきていたので、講義の後、サインしていただきました。\(^o^)/よし、これで高く売れるぜ!ウ、ウソです。売りません。(^-^;)
桜井先生から講義終了後、「来年のペン習字講座はどんなテーマがいいかしら?」と聞かれたので、「一番やって欲しいのは級位認定課題の添削です!」と答えると、「それは無理ですね~。あなたの作品は、字形は完璧だから、後は勢いよく線を書いて筆勢を身に付けるようにがんばってください。」と言われました。これでも、一年前よりはだいぶマシになったんですけど・・・。>_< あと、わかくさコンクールに出品した作品について、ご意見をうかがったりしました。
桜井先生から「あなたに教えることはないので、来年は、くりぼんさんには助手として働いてもらおうかしら♪」と言われてしまいました。(^_^;) 来年のペン習字講座で、先生の傍らで、ホワイトボードを消したり、ホワイトボードに掲示物を貼り付けている人がいたら、それは私かもしれません・・・。