一年ほど前に、愛用しているコンパクトデジタルカメラをこちらで紹介しました。当時使っていたカメラは現役を退き、現在、愛用しているカメラはオリンパスの「STYLUS 1s」になりました。
単焦点レンズのGRやズームレンズのS120、CX6を使っていたのですが、晴天下で液晶モニターが見づらいのが気になっていました。そこで、電子ビューファインダーが搭載されたカメラを比較検討した結果、「STYLUS 1s」に白羽の矢が立ちました。
電子ビューファインダーを搭載しているコンデジは他にもたくさんありますが、私の場合、眼鏡をかけた状態でファインダーを覗くので、アイカップが大きいものでないと、隙間から外光がファインダー内に入ってきてしまうことがあって、見づらい時があるんです。STYLUS 1s のアイカップは大きく、外光がファインダー内に入ることがないので、快適に使えます(今は、さらに大型のアイカップに交換しています)。
ちなみに、電子ビューファインダーを搭載しているソニーのRX100M3やパナソニックのTZ70は、アイカップがないので、この点で×でした。コンデジではないですが、Pen-Fもアイカップが薄くて、外光が入ってきてしまうことがありました。アイカップを大型のものに交換することができるとよいのですが、Pen-Fは交換できるようになっていません。
あと、STYLUS 1s の魅力は、ズーム全域でF2.8が使える10倍ズームのレンズに尽きますね。STYLUS 1sを使うようになってから、単焦点のGRは画質のためにやせ我慢して使っていたんだなぁと痛感しました。CX6も10倍ズームを搭載していますが、レンズが暗いので、光量が少ない所だと手ぶれしてしまいます。かといって、ISO値を上げると画質が悲惨なことになります。「STYLUS 1s」のおかげで、撮影できる場面が飛躍的に増えて、今まで感じていたストレスから解放されました。\(^o^)/
STYLUS 1s は、コンデジとしては図体が大きいので、コンデジ用のケースには入らず、持ち運びに困ります。かといって、ネックストラップで首からぶら下げるのには抵抗があるので、以下のサコッシュに入れて持ち運ぶことにしてます。
すごく気に入っている STYLUS 1s なのですが、後継機はなく、廃番モデルになってしまいました。見やすい電子ビューファインダーとF2.8通しの10倍ズームを実現している唯一無二のコンデジなだけに残念でなりません。
最後に一つ豆知識を。ヒストグラムを表示させた状態で軍艦部にあるダイヤルで露出補正を行おうとすると、何故かヒストグラムが消えて見えなくなってしまいます。ひどい仕様だなぁと思っていたのですが、露出補正をレンズの周りにあるリングで行うように設定を変えると、なんと、ヒストグラムが消えず、ヒストグラムを見ながら、露出補正できるようになります。なんでこんなことになっているのかなぁ。(^-^;) ちなみに、この豆知識は、オリンパスの「XZ-2」や「XZ-10」でも使えます。