パイロットのペン習字通信講座を受講しています。昨日届いた、わかくさ通信(ペン習字講座の会報です)で、ついに六段になりました。このペン習字講座の最高位は七段。あと一段です。やっと、ここまでやってきました。\(^o^)/
ここまでやって来られたのは、ツイッターのペン字クラスタのおかげ。孤独なものになりがちなペン習字ですが、同好の士ががんばっているツイートを見るだけで、気分が沈んでやる気が起きない時もがんばれました。
特に、SAIさんと悠渓さんの存在が大きかったです。悠渓さんになんとか追いつこうという思いと、追い上げてくるSAIさんに追い抜かれまいという思い、これがなかったら、ここまでがんばれませんでした。勝手にお二人をライバル視することで、気持ちを奮い立たせてきました。(´ω`)
あと、忘れてならないのは、らくだ~♪さんからのアドバイス。らくだ~♪さんは、長年、書道に取り組まれていて、私なんかが手の届くレベルにない実力の持ち主です。昨年の書写検定の夏期大講習会で、お昼をごいっしょしたのですが、その時にアドバイスをいただきました。「わかくさ通信に掲載されている、先生が書かれた模範手本を臨書するといいよ。」と教わりました。アドバイスされたものの、臨書はあまりしなかったのですが(^-^;)、B系統の本庄加津子先生が書かれた模範手本を目習いすることにしました。また、級位認定課題に取り組む時は、本庄先生ならどう書くかということを考えて練習しました。二段で長らく停滞していたのですが、この練習を始めたら、スルスルと昇段し始めました。( ´ ▽ ` )ノ
影響を受けた書というと、大田垣蓮月です。NHKのある番組で大田垣蓮月の存在を知ったのですが、大田垣蓮月の書に魅了されました。細い線で繊細に書かれていながら、強靱で弱さを感じさせない作品たち。極細な線が好きな自分が目指すのは、これだ!と感じました。大田垣蓮月の書に出会ってから、極細線がどうしたら美しくかつ力強く見えるかをずっと考えながら、練習に取り組んできました。
さて、いよいよ、七段への挑戦です。七段になるには、昇段試験を受ける必要があります。昇段試験は、年に2回、4月と9月に実施されます。受験資格は、級位認定課題が、3回以上、「天」と評価されることです。六段で「天」と評価されるのは容易ではないと思いますが、がんばります。
元旦に書いた記事に、今年の抱負として、「六段になったら、競書誌「ペンの光」を始める」と書いたのですが、これは取り消します。自分が素晴らしいと思う書を臨書することに時間をかけようと思っています。その方が、自分のためにずっとなると思いました。