今年も、「秋華会 三上流ペン・筆ペン書道展」に行ってきました。昨年の記事は、こちらです。今年は、「リンゴの唄」や「ちいさい秋みつけた」の作詞家として知られるサトウハチローの詩がテーマです。
会場に入ると、展覧会の主催者である小髙桃果先生がいつも通り迎えてくれました。書写検定1級にいまだに合格できていないのですと報告。原因はなんなのかしらという話になり、8月に開催された検定協会主催の講習会で、講師の先生に、「線が細すぎます。もっと太い線で強弱をつけて迫力ある作品を書きましょう。毛筆用の下敷きなんて使ってはダメです。筆圧をかけたら紙に穴が空いてしまうでしょ。」とご指導を受けたのですが、毛筆用下敷きを使い、極細のデスクペンで書くのが好きなのです・・・と相談しました。審査員の先生方は、田中鳴舟先生を除き、毛筆をメインに活動されている先生が大半なので、その先生方の嗜好に合わせたものを書く必要がありますね。とのこと。たしかに、講習会で田中鳴舟先生に高野切第一種の臨書を添削していただいた時は、「本物よりも線が綺麗。かなりいい線いってます。」と評価してもらえましたが、他の先生からは上述のようなご指導をいただきました。ちなみに、小髙先生も筆圧は低く、毛筆用の下敷きを使っているとのことでした。実際に会場でも毛筆用下敷きとつけペンで書いていました。でも、書写検定用に書き方を変えるなんて器用な真似はできないよ・・・。(´・ω・`)トホホ
以前書いたパイロットの級位認定課題(2016年8月の課題)を小髙先生とその時に会場にいらした渡邉清秋先生に見ていただきました。小髙先生からは、歯に衣を着せぬ、ありがたいご指摘をいただきました。>_< 渡邉先生からは、日ペン流の字形ではないので、字形について一つずつ添削したくなってしまうとのことで、平仮名について、日ペンの字形との違いを教えていただきました。あと、やはり、独学ではなく、先生について習った方がいい、どうしても自分では気付かないところがあるからねということでした。
小髙先生からは、「ペンの光」を購読しているならば、講評をよく読んで欲しい、特に松下柳泉先生の講評はすごく為になると思うとのことでした。バックナンバーをチェックしなくちゃ。
渡邉先生からは、書写検定1級には遅かれ早かれ合格できるので、合格した後、作品制作に取り組むとか指導者を目指すとか、その後のことを考えておいた方がよいとアドバイスをいただきました。日ペンならば、書道展への出品や師範を取って指導者にといったことが考えられるけど、パイロットの通信講座の場合は・・・。(´・ω・`)
小髙先生は、三上秋果先生の書きぶりに惚れ込んで三上流一筋。日ペンの書きぶりは個性がなくてつまらないとか揶揄されても、三上先生は、「読みやすく、わかりやすく、優しさが伝わるように書く」という信念のもと、これでいいんだとスタイルを押し通したとのこと。今後、三上先生の書きぶりを忠実にマスターした三上流の後継者を育てていきたいとおっしゃられていました。私は、三上流も好きですが、他の流派にも好きなものがあって、この流派で行くと決められない優柔不断なところがあります。(´ω`)ダメデスネ
以前のブログ記事を見せて、師範の横井桂子先生のファンであることも伝えました。この記事です。(´ω`)
先生方や展覧会を観に来た方と歓談していたら、いつのまにか、2時間が経過していました。(´ω`)ナガスギ 会場を後にする時、小髙先生の著作を購入。筆ペンでサインをしていただきました。
今回は写真をほとんど撮らなかったので、字ばかりの記事になってしまいました。画像がないと寂しいので、昼食とおやつの写真を掲載しますね。(´ω`)カンケイナイジャン 大井町にある「瑞花」というお店で食べた「いわし三昧御膳」。
八重洲地下にある「みはし東京駅店」というお店で食べた「栗クリームあんみつ」です。
そういえば、展覧会には大抵一人で行く私ですが、今回は友人といっしょに行きました。その友人がこんな物をくれました。
会社の同僚から私に飲ませるように言われたそうです。(´ω`)ナニコレー
あ、展覧会を観に行ったのに、展示作品について、何も触れてないじゃん。(^_^;)