今年も、「秋華会 三上流ペン・筆ペン書作展」に行ってきました。昨年の記事は、こちらです。今年は、立原道造の詩がテーマです。
2日目の午前中に行ったのですが、小髙桃果先生はいらっしゃらず、小髙先生のお母様が受付をされていました。お母様もペン字をやられていて、ペンの光では規定部の師範だとか。この展覧会にも出品されていました。娘の小髙先生に教えてもらうと喧嘩になるから、松下柳泉先生に習っているとのこと。(´ω`)
小髙先生は午後から在廊するとのことだったので、昼食を食べに行って、出直すことにしました。
昼食後、出直したら、小髙先生がいらっしゃいました。「誰かにペン習字を教えているの?」と聞かれたので、「まだです。やりたいとは思っているのですが、まず、教え方を勉強しなくてはと思っています」と答えると、ペン習字を教える際には、教材を自分で作成するといいよと教えていただきました。小髙先生は、三上先生が書かれた手紙文を課題として、書き方の細かな解説と自分で書いた手本を作成しているとのこと。今度、小髙先生の教室に見学に行って、教材を見せてもらおうかと思っています。(´ω`)
つけペンの使い方についても、お聞きしました。つけペンを使いこなすには、ペン先の切割の左右、どちら側に圧力をかけるか、それを意識した微妙なコントロールが必要とのこと。(´ω`)
小髙先生が使っているペン習字の道具も見せていただきました。インクはパイロットの製図用インキ。ペン軸は木製でグリップのところにラバーが付いているタイプのものでした。ペン先は、カブラペンがついていました。「ペンの光11月号のお手本はタチカワの日本字ペンで書かれてたようですが?」と聞くと、その辺にあるものを適当に使っちゃうのよとのこと。驚いたのは、ペン先がひどく汚れていたこと。インクを軽く拭いただけでしまってしまうそうです。(´ω`)センセーコレハダメデス
しばらくすると、松下柳泉先生が会場にいらっしゃいました。松下先生からもペン習字の教え方のアドバイスをいただきました。「添削するのは三分の一でよい。三分の二は良いところを見つけて褒めなさい。」とのこと。これは、生徒さんのやる気を高めるためだけでなく、自分のためでもある。どんな初心者が書いたものの中にも、思いもよらない良い部分が見つかる。それがとても参考になり、自分の糧になるとのことでした。(´ω`)
午前中も含めると、なんと5時間ほど会場にお邪魔しました。(^_^;) ツイッターのフォロワーさんにもお会いすることもできたり、先生方から色々なお話も聞けて有意義な時間を過ごせました。(´ω`)
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