わかくさコンクールは、パイロットペン習字通信講座が開催するペン習字のコンクールです。対象者は七段と六段の受講生(五段以下でも硬筆書写技能検定の一級あるいは準一級合格者ならば、出品できます)。
今年度の課題文は漢詩。以下の白居易の五言絶句でした。
雪散因和氣
氷開得暖光
春銷不得處
唯有鬢邊霜読み)
雪散じて和気に因り
氷開けて暖光を得
春の銷さんとして得ざる処は
唯だ鬢辺の霜有るのみ
※わかくさ通信2019年11月号より引用。
提出することに決めた作品をスキャナーでパソコンに取り込む直前に、清書枠が規定サイズをオーバーしていることに気付いて、焦りながら数時間で書き直しました。(´ー`)アホヤ
それで提出した作品がこれです。
書き直す前の作品はもう少し上手に書けていた気がするのですが…。(;´д`)トホホ…
落款印は画像処理ソフトで貼り付けたものです。提出したものにはありません。
筆記具は、つけペン(日光のサジペンNo.357ニューム)を使いました。インクは、開明の墨汁「皇壽」。下敷きは毛筆用の下敷き(3mm厚)を使いました。
紙は、事務局がわかくさコンクール向けに販売しているB5サイズの清書用紙を使いました。