長軸の万年筆「アサマ」向けに作ってもらった大島紬の一本差しペンケースです。
1本差しのペンケースにありがちな紐で巻くタイプでないのが、サイコーにいいところです。1本差しのペンケースの紐をチマチマと巻くのは面倒くさいですもんね。うっかり逆さにしても、上部は閉じられているので、ペンがすべり出してくることもありません。1本差しのペンケースとしては、究極の形ではないでしょうか。綿が入っており、フワフワしているので、安心ですし。唯一の問題点は、それぞれのペンにぴったりサイズで作ってもらう必要があるということです。窮屈だと出し入れしにくいし、大きすぎても出し入れしにくいんです。
先日、このペンケースの制作者の方から、ペンケースの具合と新たな注文はないかとの問い合わせがありました。私がぞっこんのブングボックスのオリジナル商品「遠州綿紬のロールペンケース」、これの大島紬版を作れませんかと返したところ、あっという間に試作品を制作していただけました。それがこれです。
デザインはアレンジ歓迎ということにしたので、6本差しになっています。「万年筆評価の部屋」の森さんの所にも試作品を送ってご意見を伺っているそうです。すでに、「万年筆評価の部屋」にも記事が掲載されていますね。
制作者の方には改善希望点をいくつかお伝えしています。完成するのが楽しみです。