最近、木軸よりも漆塗軸に魅力を感じ始めています。漆塗軸のトゥルントゥルンの表面は、見た目の美しさも素晴らしいのですが、指に吸い付くような触感がたまりません。漆塗軸の万年筆だけでなく、漆器にも興味が出てきました。
というわけで、今年の初万年筆はカスタム845朱漆になりました。字幅はBBです。極細好きなのですが、時々、無性に極太でヌラヌラと書きたくなるのです。(^_^;
カスタム845朱漆は、パイロットの製品ラインナップにはないモデルで、アサヒヤ紙文具店のオリジナル商品です。以前、ナガサワ文具センターから赤漆のカスタム845が販売されていましたが、その時に使われた漆とは違う漆を使っています。アサヒヤ紙文具店の方がオレンジよりの赤です。NAMIKI URUSHI COLLECTIONの「朱」の現行品と同じ漆だそうです。
天冠、キャップの口、尻軸には漆が塗られておらず、黒い樹脂になってしまっているのがちょっと残念ですね。デザインのアクセントになっているので、これもアリだとは思いますが、これらのパーツも朱漆で塗られていた方がいいなぁ。
字幅BBのヌラヌラを堪能したら、ペン先はカスタム743EFと交換して、ペン習字に使います。